M&Aニュース配信NO.1サイト|M&A ニュース速報 | M&A タイムス

LINE、ゲーム専門の100億円ファンドを設立

LINEは6日、ゲーム事業の新しい展開として日本国内のゲームコンテンツ開発会社及びゲームコンテンツを対象としたファンド「LINE GAME Global Gateway (仮)」を設立すると発表した。投資額は5年間で100億円で、運営はLINEベンチャーズが行う。

コミュニケーションアプリ「LINE」は、登録ユーザー数が世界で4億9,000万を超え、コミュニケーションインフラとして確立しているが、それを基盤として、2012年11月より本格的に展開を開始したゲーム事業「LINE GAME」も、LINEキャラクターを起用した自社開発タイトルのほか、外部コンテンツプロバイダーとの連携および共同開発によるタイトルを中心に、全40タイトルを提供、現在、世界で累計4億1,000万ダウンロードであり、ゲームプラットフォームとしての存在感が増してきている。

LINEでは、ファンドを通じて、良質なコンテンツを開発する日本のゲームコンテンツ開発会社およびゲームコンテンツの開発を資金面で支援するとともに、「LINE GAME」のプラットフォームを通じて海外への展開を積極的に支援することにより、日本発で世界に通用するコンテンツの創出を目指すとしている。

現在、ゲームプラットフォームとしては、DeNA、グリーなどがあるが、プラットフォームの増加にともなって、コンテンツの獲得が重要になっている。今回、LINEは資金面で支援することで、外部コンテンツプロバイダーとの強化し、有力なコンテンツを囲い込みを狙うとみられる。

モバイルバージョンを終了