(株)椿本チエイン【6371】は、インド・Mahindra Engineering & Chemical Products Ltd. (以下「MECP 」)と、同社の子会社・Mahindra Conveyor Systems Private Limited(以下「MCS」)の株式譲渡契約を締結、7月31日に株式取得が完了したと発表した。取得価格は不明。
MECP社と連結子会社の(株)椿本バルクシステム(以下「TBS」)は、インド国内のセメント業界向けなど粉粒体搬送コンベヤの分野で20数年に及ぶ協業関係にあった。2010年にMECPがMCS社を発足した際には、TBSが出資(出資比率8.5%)するなど、協業関係強化を図ってきた。
今回の株式取得で、椿本グループがMCS社の株式の過半数を保有することにより、これまでインド市場で実績のある粉粒体および自動車業界向け搬送システムに加え、マテハン事業のグローバルビジネス拡大を図る狙い。