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ローソン(2651)、ユナイテッドシネマをアドバンテッジパートナーズから約100億円で買収

一部報道によるとローソン【2651】がシネマコンプレックスを運営するユナイテッド・エンターテインメント・ホールディングスの全株式を、投資ファンドのアドバンテッジパートナーズから100億円で買収する。8月6日 LHEによる株式譲渡契約締結、8月28日譲渡完了の予定。

ローソンは、近年エンタメ分野に注力しており、2010年には音楽映像ソフトの販売を手がけるHMVを買収。また、映画・アニメなどのコンテンツとのタイアップキャンペーンも展開している。ユナイテッドシネマを傘下にもつことで、既存の店舗網をつかった映画関連グッズの販売の強化やポイントカード「ポンタ」会員向けの割引チケットなどの展開をする。

譲渡を目的としてローソンHMVエンタテイメント・ユナイテッドシネマ・ホールディングス株式会社を設立し、同社を通じてユナイテッド・エンターテインメント・ホールディングスの全株式を取得する。

ユナイテッドシネマは、2012年3月に住友商事からアドバンテッジパートナーズが取得。2012年2月には、角川シネプレックスを買収していた。15年3月期では売上200億、営業利益10億を見込こんでおり、国内第三位の規模。

小売各社は顧客の囲い込みを進めており、各社M&Aには積極的だ。セブン&アイホールディングはタワーレコードを取得、イオンもマイカルシネマを完全子会社化するなどの動きが見られる。

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