未公開ベンチャー企業の調達額が増えている。
(株)ジャパンベンチャーリサーチの調べによると、 2008年以降下降線をたどっていた未公開企業の資金調達額は、2013年増加に転じ、2014年も引き続き増加傾向となった。1社あたりの資金調達額は、6,880万円になり、2007年以前の規模を上まわる規模である。調達した企業数は、194社となり11%減となっているが、調達額の合計は、386億円と32%増になっており調達の大型化が進んでいる。
資金調達金額の大型化が顕著となったのは2013年後半からである が、2014年も同傾向が継続している。業種別では、IT関連が引き続き増加する一方で、バイオ・医療・ヘルスケア、および環境・環境関連は減少傾向にある。