日本金銭機械【6418】は、8月1日、スロットマシンに使用する支払い装置の製造・販売会社であるフューチャーロジック社を、買収すると発表した。買収額は74億円。
今回の取得により、新設が相次ぐカジノ市場において、日本金銭機械はスロットマシンの主要機器である紙幣識別機ユニット、プリンター・ユニット双方のラインナップを整えることで、ゲーミング市場における総合コンポーネントサプライヤーとしての地位を確立することが狙いだ。米国の今後は、両社の技術力の融合により、将来的にさらに高機能なシステムの開発も可能になるものと期待している。
今回の取得に係る取得金額総額は、フューチャーロジック社の持分取得額約73億円、及びアドバイザリー費用約1.6億円の合計約74億円となる。
必要な資金については、手許資金及び金融機関からの借入等により調達する予定。