各種産業用測定装置の開発・製造を行う(株)東陽テクニカ【8151】は、アイルランドProgramming Research Group Ltd.(以下「PRGL」)に出資し、ソフトウェア受託開発企業向けソフトウェア品質向上ツールの開発に参画すると発表した。総額250万ポンド(約4.2億円)を出資する。
PRGLは英国に本社を置く独立系のソフトウ ェア品質向上用ツール開発・販売会社“Programming Research Ltd.”(以下「PRL」)等の持ち株会社で、PRLが提供するソフトウェアのソースコードチェックツールは、組込みソフトウェア開発業界のデファクトスタンダードとして、世界中に広く浸透している。東陽テクニカでは、約20年にわたりPRL 社の日本国内総代理店として、同社製品を販売してきた。
東陽テクニカは、PRGLグループが参入を狙う受託開発ソフトウェア企業向けのソフトウェア品質向上用ツール開発を促進すべく、PRGLに出資し、同社の新製品開発に参画する。また、受託開発ソフトウェア企業向け市場に対しPRLの新しいソリューションを提供していくことで、日本の受託開発ソフトウェアの品質向上に貢献していく。