大鵬薬品工業(株)(以下「大鵬薬品」)は、Remiges Venturesが設立したRemiges BioPharma Fund, LP (以下「Remiges Fund」)に対し、最大累計で3,000万米ドル(約30億円)の出資をすると発表した。大鵬薬品は米欧の大学、研究所、成長初期段階のベンチャーとのオープンイノベーションのプラットフォームとして、Remiges Fundを活用していく。
大鵬薬品は本年3月に世界に先駆けて国内で製造販売承認を取得した新たな作用メカニズムの抗がん剤「ロンサーフ®配合錠T15・T20」など、日本発の独創的な新薬の研究開発に取り組んできた。
今後はRemiges Fundの日米クロスボーダーチームを通じて最新の技術知見が集まる米欧のベンチャーコミュニティーとネットワークを築くことで、革新的なテクノロジーにアクセスできるとし、また、Remiges Fundと連携し、目利き力のある自社人材の育成に取り組み、さらなる創薬力の強化を図る。