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元東証1部の山水電気、破産手続き開始決定受ける

元東証1部上場の音響・映像機器メーカーの山水電気(株)は、7月9日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。

破産管財人には相澤光江弁護士(ビンガム・坂井・三村・相澤法律事務所外国法共同事業)が選任された。

山水電気(株)は昭和19年12月に高級音響機器及び映像機器の専業メーカーとして創業した。
昭和36年12月には東証2部へ、昭和45年3月には東証1部へ上場を果たし、昭和59年10月期には年売上高約525億5200万円を計上しており、高級アンプ「SANSUI」として世界的なブランドを確立し、名門ステレオメーカーとしての知名度を高めていた。

しかし、製品開発、生産体制などの後れから売上が落ち込み、再建を目指していたものの、支援を受けていた香港のグランデ・グループが経営破たんすると、資金支援を受けることが困難となったほか、グランデ・グループに対する貸倒引当金54億8624万円を特損計上し、債務超過に転落していた。

その後も、別の手段による資金調達を模索したが資金支援を得られず、平成24年4月2日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同年5月3日に上場を廃止。同年12月27日付で、民事再生手続きを終結していた。その後、資金が底をつき、今回の事態となったとみられる。

東京商工リサーチおよび帝国データバンクによると負債は約3億5000万円。

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