アパレルブランドの「TETE HOMME(テットオム)」などを展開するテットオム(株)が7月10日、東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日で保全命令を下された。
同社は昭和51年2月に創業し、「TETE HOMME」のほか「ADPOSION」、「HALB」などのブランドを展開しており、平成20年8月期 には年売上高約21億4600万円を計上していたが、平成25年8月期には15億6000万円にまで落ち込んだ。その後資金繰りが悪化し、民事再生法の申請に至った。
スポンサーとして、「紳士服のはるやま」のはるやま商事(株)が支援を表明しており、同社は申立人支援の具体的検討を開始しているとのこと。
帝国データバンクによると、負債額は少なくとも5億円以上だと見込まれている。