ルノー・日産アライアンス(以下「ルノー日産」)とダイムラーAG(以下「ダイムラー」)は、メキシコ中北部アグアスカリエンテスの新工場の建設と運営を統括する両社の折半出資の合弁会社を設立することで合意したと発表した。
両社は、メルセデス・ベンツおよびインフィニティ向け次世代コンパクトカーの開発において緊密に協力し、メキシコ・アグアスカリエンテスの新工場は、約5,700人を雇用し、本格稼働時には年間生産能力が30万台を目標にする。
ダイムラーとルノー日産は、アグアスカリエンテスの新工場建設に伴う総投資額約10億ユーロ(約1380億円)を折半する予定。また、メキシコのサプライヤーベースを拡大し、現地調達率を高めることを狙う。