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双日、日本ハム子会社で水産加工食品製造販売のマリンフーズを買収

双日【2768】は、日本ハム【2282】との間で、水産原料の輸入、水産加工食品の製造・加工・販売事業を運営するマリンフーズの全株式、および関連する資産を取得することを合意し、株式譲渡契約を締結したことを発表した。
マリンフーズの企業価値は約265億円。

双日は、リテール・食品領域における成長戦略として、消費市場の“お客様起点のビジネス(マーケットイン志向)”にこだわり、「生活の豊かさ」と「利便性」を高める多様な事業展開を推進し、成長が続くASEAN地域を中心に事業拡大を図っている。

日本ハムの完全子会社であるマリンフーズは、1964年創立の水産食品加工会社で、日本はもとより、ベトナム、ロシア、チリを含む全世界から各種水産原料を仕入れ、東南アジアを中心とした海外の提携工場や自社工場にて加工し、日本国内における45ヵ所の営業拠点を活用して約4,000社の顧客と直接商談する販売体制を構築するなど、国内水産市場において確固たる地位を築いている。

双日は、マリンフーズの強みである顧客基盤・商品開発・加工機能と、双日の有するグローバルネットワークやリソース、および豊富な事業投資実績による新規事業開発能力を組み合わせることで、アジアや北米をはじめとした海外展開の強化・拡大を図るため、今回の買収に至った。

異動する子会社の概要
(1)名 称 マリンフーズ株式会社
(2)所在地 東京都品川区大崎二丁目1番1号 ThinkPark Tower
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役社長 藤原 勝紀
(4)事業内容 水産加工食品の製造販売及び水産原料の輸入販売
(5)資本金 11億3300万円
(6)設立年月 1964年10月

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