凸版印刷【7911】は、Interflex Investment Partners, LLCの100%子会社で、食品などの軟包装事業を展開するInterFlex Groupの株式譲渡契約を締結し、100%子会社化したことを発表した。
凸版印刷はこれまで、欧米における透明蒸着バリアフィルム「GL BARRIER」の製造販売拠点として「TOPPAN USA ジョージア工場」を2016年4月に竣工し、日本国内だけでなく、北米や欧州、中南米エリアへの販売を強化している。
InterFlex Groupは、1975年に創業し米国ノースカロライナ州にグループ本社を置き、各種食品向けの軟包装を製造・販売しており、北米に3か所、英国に2か所の製造拠点を保有し、約430名の従業員が在籍するグローバル企業グループである。
凸版印刷は、米国で生産を行っている、世界トップシェアの透明蒸着バリアフィルム「GL BARRIER」と、InterFlex Groupの持つ、製袋などのコンバーティング拠点を融合させ、欧米市場において包装材料の供給から、最終製品までをワンストップで提供することが可能になるため、今回の買収に至った。
対象企業の概要
取得対象 InterFlex Group (グループ全5社)
所在地 米国ノースカロライナ州
代表者 CEO:Brett Snyder
事業内容 食品用包装を中心とする軟包材コンバーター