アミューズメント施設「宝島」「パラボランド」などを運営している(株)MIA(東京都台東区)は5月23日に東京地裁へ自己破産を申請、6月4日に破産手続き開始決定を受けた。破産管財人は安藤信彦弁護士(安藤総合法律事務所)。
東京商工リサーチおよび、帝国データバンクによると負債総額は、約35億円程度。
(株)MIAはり2001年に設立され、その後、(株)UCOとしてショッピングモール内を中心にアミューズメント施設「宝島」「パラボランド」などを運営し、関東、東北、北陸、近畿にも店舗を展開していたが、その後、個人消費が低迷したことなどから経営環境が悪化。売上が減少し、厳しい資金資金状況になっていた。
2012年ごろから会社分割などにより複数の事業会社に譲渡し、同社は(株)MIAに変更し、同年12月の株主総会の決議により解散していた。