PHCホールディングス(以下「PHCHD」)は、科学サービス企業であるサーモフィッシャーサイエンティフィック(以下「サーモフィッシャー」)傘下の解剖病理事業を約11億4000万USドルで買収することを発表した。
PHCHDは、糖尿病ケア、診断、ライフサイエンス、ヘルスケアIT事業において、付加価値の高い製品・サービスを提供するグローバルヘルスケア企業である。
サーモフィッシャーの解剖病理事業は、顕微鏡のスライドガラスや各種機器、消耗品などを供給する業界のリーダーの一つであり、サーモフィッシャーのスペシャルティ ダイアグノスティックス セグメントの一部として米国、欧州、中国を拠点に、約1,200名の従業員を擁して事業を行っている。
PHCHDは、事業ポートフォリオの多様化を図り、更なる成長を目指すため、今回の事業買収に至った。