みらかHD【4544】は、企業健康保険組合向けサービス及びセルフメディケーション関連事業を営むセルメスタの全株式を取得し、子会社化することを発表した。
みらかHDグループは、「医療における新しい価値の創造を通じて、人々の健康に貢献する。」を企業理念に掲げ、これまで臨床検査に係るサービス及び製品の提供を中心に事業を展開してきたが、将来的な事業環境の変化を見据え、2018年10月には訪問看護事業等に参入するなど、事業領域を拡大している。
セルメスタは、1971年に創業し、企業健康保険組合を通じた家庭用常備薬等斡旋、疾病予防対策、郵送検診、医療費抑制プログラム等のサービスを提供しており、企業健康保険組合員向けの健康ポータルサイト「健やか」を運営し、健康管理・健康増進に感度の高い個人会員に直接アクセス可能なデジタルプラットフォームを有している。
みらかHDは、セルメスタが持つ企業健康保険組合という新たな顧客基盤を活用した未病領域における受託臨床検査事業(健診顧客)とのシナジーが見込めるだけでなく、デジタルプラットフォームを活用した会員向けの新たなサービス開発及びその展開の拡充を行っていくため、今回の買収に至った。
対象会社の概要
(1)商号 株式会社セルメスタ
(2)所在地 東京都墨田区石原4-25-12
(3)代表者 代表取締役社長 熊倉 利和
(4)主な事業内容 企業健康保険組合を対象にした一般薬の販売と郵送検診事業の受託
(5)資本金 9900万円
(6)設立年月日 1971年9月27日