ソニー【6758】の子会社であるソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)は、クロスプラットフォームの音声ソリューションプロバイダとしてゲームおよびインタラクティブメディア業界をグローバルで牽引するAudiokinetic Inc.(以下Audiokinetic)の買収について正式契約を締結し、2019年1月31日までに買収する予定と発表した。
モントリオールを拠点とするAudiokineticは、社長兼CEOのマーティン・H・クラインと、音楽、映画、ゲーム業界の精鋭チームによって2000年に設立され、主力製品であり、数々の受賞歴を持つ『Wwise』は、包括的なオーディオミドルウェアソリューションとして、インタラクティブオーディオコンテンツの制作および管理のために最適化されたランタイムサウンドエンジンとオーディオオーサリングアプリケーションを備えている。
インディーからAAAスタジオまで、あらゆるデベロッパーに選ばれるインタラクティブオーディオソリューションとして、コンソール、モバイル、PC、AR / VRなどの様々なプラットフォームや、ロケーションベースエンタテインメントの領域において、毎年500を超えるタイトルが『Wwise』を採用している。
SIEは、Audiokineticのオーディオエンジニアリングにおける幅広い技術を活用し、「プレイステーション」のエコシステムのさらなる価値向上を目指し、今回の買収に至った。