三菱UFJリース【8593】は、全米でトラック・トレーラー、工作機械、建設機械の販売金融事業等を展開するENGS Holdings Inc.(以下「ENGS」)の全株式を取得すると発表した。
ENGSは、1952年に設立されて以降、トラック・トレーラーの販売金融事業を展開していたが、近年は工作機械、建設機械の販売金融のほかファクタリング・保険代理店業務等にも進出するなど事業分野の多角化や、ITの活用をはじめとする販売金融プラットフォームの先進化を進めている。
三菱UFJリースグループでは、世界最大の設備ファイナンス市場である米国を重点市場と位置付け、2016 年に地場・マルチナショナル企業向け専門チームを立ち上げたほか、2017 年には北米貨車リース事業のプラットフォームを設立するなど、事業拡大に取り組んでおり、販売金融事業においては、2015年にタイに拠点を設立するなど、販売金融事業に係る専門性を高めて来た。
三菱UFJリースは、米国内における設備導入ニーズにより的確に応える販売金融ソリューションを提供していくため、今回の買収に至った。
<ENGS 社の概要>
商号 ENGS Holdings Inc.
本社所在地 米国イリノイ州
設立年 1952年
代表者 President & CEO Craig Weinewuth
総資産 6億8000万ドル
事業内容 トラック・トレーラー、工作機械・建設機械の販売金融、ファクタリング、保険代理店業務