日本電産【6594】は、子会社である日本電産シンポのドイツ現地法人Nidec-Shimpo GmbHを通じ、ドイツの小型精密減速機メーカーであるMSグレスナー(MS-Graessner GmbH & Co.KG)及びグループ関連会社(以下、「Graessner」)の株式100%を取得したと発表。
日本電産は、日本電産シンポにより減速機の製造・販売・サービス事業をグローバルに展開している。
Graessnerは、入力軸に対し出力軸が直角方向にある『直交型』の精密減速機、中でもハイポイドギアを得意としており、ドイツを中心とした欧州諸国を商圏としている。
日本電産は、今後とも急速な成長が見込まれるロボット産業関連市場からの需要を積極的に取り込み、飛躍的な成長を目指し、今回の買収に至った。
買収企業概要
(1)社名:MSグレスナー社(MS-Graessner GmbH & Co.KG)及び同関連会社
(2)本社所在地:ドイツ バーデン・ヴュルテンベルク州デッテンハウゼン
(3)設立:1955年
(4)事業拠点:ドイツ、オーストリア
(5)事業内容:精密減速機の製造及び販売