電通【4324】は、海外本社「電通イージス・ネットワーク」を通じて、チリの大手デジタルエージェンシー「White Label MKT SpA」(以下「ホワイトラベル」)の株式100%を取得すると発表した。
2012年に設立されたホワイトラベルは、SEO(検索エンジン最適化)、SEM(検索エンジンマーケティング)、CRO(コンバージョン率最適化)、ソーシャルメディア活用、運用型広告などの領域を扱っており、「すべての広告効果は測定できる」というモットーのもと、顧客企業に対してデータ活用による課題解決策を提供することで、飛躍的な成長を遂げてきた。現在では30名の社員を抱え、チリのデジタルパフォーマンスマーケティング領域において大手の一角を占めるエージェンシーになっている。
株式取得後、ホワイトラベルを電通グループのグローバルネットワーク・ブランドの1つで、デジタルパフォーマンス領域に強みを持つiProspectのチリ拠点とし、ブランド呼称を「iProspect Chile」へと変更する。
電通は、同地域での成長戦略を加速させていくため今回の買収に至った。
【ホワイトラベルの概要】
社名:White Label MKT SpA(ホワイトラベル)
本社所在地:チリ・サンティアゴ市
設立:2012年1月
代表者:Alejandro Garcia (創業者兼CEO)
従業員数:30名
事業内容:デジタルパフォーマンスマーケティング領域全般のサービスを提供