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レンゴー、凸版印刷子会社のトッパンコンテナーを約50億円で買収

包装資材の製造・販売が主力のレンゴー【3941】は、凸版印刷【7911】の100%子会社である段ボール製品の製造を行うトッパンコンテナーの第三者割当による新株発行2,150,000株を引き受けるとともに、普通株式340,000株を凸版印刷より取得して子会社化すると発表した。
取得価額は約50億円。

レンゴーグループは、あらゆる産業の全ての梱包ニーズに対して、総合的なソリューションを提案する「ゼネラル・パッケージング・インダストリー」=GPIレンゴーとして、製紙、段ボール、紙器、軟梱包、重梱包、海外の6つのコア事業を中心とするヘキサゴン経営をさらに発展させるべく、パッケージングのイノベーションを通じた営業力の強化、積極的な設備投資やM&A、事業の再編等により業容の拡大と収益力向上に取り組んでいる。

トッパンコンテナーは、国内3カ所(埼玉県川口市、栃木県佐野市、宮城県石巻市)に段ボール工場を有し、主に凸版印刷が顧客より受注した段ボールを製造している。

レンゴーグループでは、段ボール需要の伸長が著しい関東地区における供給能力の拡充が課題となっており、今後、トッパンコンテナー各工場における積極的な設備投資を検討し、段ボール製品の生産能力増強とさらなる品質向上を図ることにより、従来以上に顧客ニーズに応える体制を整えるため、今回の子会社化に至った。

異動する子会社の概要
1.名称 トッパンコンテナー株式会社
2.所在地 東京都台東区台東一丁目5番1号
3.代表者の役職・氏名 代表取締役社長 山本 貴之
4.事業内容 段ボール製品の製造
5.資本金 10億円
6.設立年月日 昭和27年10月1日

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