M&Aニュース配信NO.1サイト|M&A ニュース速報 | M&A タイムス

日本ハム、鶏肉加工食品製造販売のアクシーズと資本業務提携

日本ハム【2282】は、ニワトリの飼育および鶏肉加工食品を製造しケンタッキーなどにも出荷しているアクシーズ【1381】と資本業務提携契約を結び、実施すると発表した。

日本ハムグループは、グループブランドステートメント「人輝く、食の未来」の実現に向け、事業を通して「世界で一番の食べる喜びをお届けする会社」を目指しており、既にスタートさせている新中期経営計画パート5においては、「変革による骨太なビジネスモデルの構築」のテーマのもと、食肉事業部門では、供給能力の増強及び原料調達力の強化に加え、商品開発力及び提案営業力の強化に取り組んでいる。

具体的には、日本ハムグループの強みである「インテグレーションシステム」を核とした国内事業の競争優位性の確立と、グローバル市場における売上拡大に向けた海外事業の拡充を基軸にして、ビジネスモデルの変革や企業風土改革を促進するためのマーケティング・ブランディング・人財育成等に全社を挙げて取り組んでいる。

アクシーズは、良質で美味しく安全な鶏肉及び鶏肉加工食品を低価格で提供するために、その飼育・加工から飼料製造までを含めた全ての工程を自らの企業内で行っており、鶏肉製造のための「完全なるインテグレーション(一貫生産)」を構築し、日々生産される商品の全てについて、全生産工程にわたって遡及・追跡できる体制が確立しており、商品の安全性を高いレベルで維持することを実現している。また、鶏の飼育中の環境状態を数値でとらえ、自然に近い飼育環境を制御する生産設備の開発や、安全で最適な飼料の設計・製造など、鶏肉生産に不可欠な高い技術力があり、顧客が安心できる健康で安全な商品を提供している。

日本ハムとアクシーズとは、長年、鶏肉の安定供給を核として親密な取引関係にあったことから、更なる協力体制の構築・深化に向け真摯に協議を続けてきたが、日本ハムがアクシーズ株式を保有することで、より強固かつ永続的な協力体制が構築できると判断し、今回の資本業務提携に至った。

業務提携の相手先の概要
(1)名 称 株式会社アクシーズ
(2)所在地(本店所在地)鹿児島県鹿児島市草牟田二丁目1番8号
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役社長 伊地知 高正
(4)事業内容 鶏肉及びその加工食品の製造販売
(5)資本金 4億5200万円
(6)設立年月日 昭和37年11月13日

モバイルバージョンを終了