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米国セレクトショップ国内展開したMFSJ、特別清算開始決定

米国発のセレクトショップ「フレッド・シーガル」の旧運営会社であるMFSJは、東京地裁から特別清算開始決定を2月14日に受けた。
負債は現在調査中。

MFSJは平成26年10月にカジュアルウェア販売業者から分割する形で設立された。米国のアパレルセレクトショップ「Fred Segal(フレッド・シーガル)」および関連施設の運営や小売事業を展開し、東京・代官山と横浜、神戸で3店舗を運営していた。Fred Segalはロサンゼルスを拠点とし、主力のファッション部門では、オリジナルブランドの「1961」を販売するほか、「マルタンマルジェラ」「ランバン」など海外高級ファッションブランドをセレクトして販売する小売事業を展開していた。MFSJは米国本社との間で、国内での独占輸入販売契約、ライセンス契約を結び、平成27年4月に代官山店を初出店、29年3月期は4億2000万円の売上をあげた。

その後、2016年には親会社の異動、2017年8月に横浜店を閉鎖し、親会社のグループ再編・整理の方針で、MFSJは29年10月2日に解散し、今回の措置となった。

なお代官山、神戸店はフレッドシーガルジャパンが引き継ぎ、営業継続している。

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