土木関連などが主体の飛島建設【1805】は、潜水事業、水質保全事業のノダック及びその関連会社の株式を取得し、子会社化すると発表した。
取得価格は非公表。
ノダックは、潜水事業を中心に、水インフラ施設の整備から維持管理まで、多くの事業実績を有するアクアエンジニアリング企業である。
また、潜水工事・上水道メンテナンス・ダム設備の設計開発や、独自開発した水中ロボットや水上施工機械により、国内外で広く、水質環境保全事業を展開している。
飛島建設は、土木主体の企業で「青函トンネル」「安房トンネル」「八甲田トンネル」などの難工事を完工した。また、防災関連に強く、「トグル制震構法」で耐震補強に定評がある。
飛島建設は、ノダックの潜水事業において長年培ったノウハウと独自の水質環境保全技術を活かし、水インフラリニューアル事業への参入と海外展開を含めた環境負荷低減事業の拡充を目指し、今回の買収に至った。
異動する子会社の概要
(1)商号 ノダック株式会社
(2)本社所在地 大阪府豊中市宝山町23番15号
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役社長 泉 肇
(4)事業内容 潜水事業、水質保全事業他
(5)資本金 5000万円
(6)設立年日 昭和48年12月