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四国電力系の四電工、冷暖房設備工事等の有元温調を買収

四国電力系で売上比率過半を有し、電気、空調工事を主力事業とする四電工【1939】は、冷暖房設備工事、給排水工事、各種配管工事、冷凍機器工事の有元温調の全株式を取得し、子会社化すると発表した。

四電工は、平成28年10月に策定した「中期経営指針2020」に基づき、人財づくりと能力の発揮、経営体質の強化、新たな挑戦と創造を三本柱とする重点施策に取り組むとともに、将来を見据えた100億円規模の成長投資枠を設定し、総合設備企業としての基盤強化を図っている。

有元温調は、昭和44年の設立以来、ビル・病院・公共施設等の空調・管工事のほか、給排水工事、機械設備工事を、兵庫県を中心に展開。四電工は現在、関西圏では電気設備工事のみ事業展開しているが、空調・管工事において高い専門性と技術力を有する有元温調がグループに加わることにより、総合設備企業としての展開 が可能になるとともに、同社の優秀な人材、協力会社の活用や主要取引先との関係強化も含めた、多様なシナジーが見込めるため、関西圏における収益機会の拡大が期待できると考え今回の買収に至った。

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