デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップは、スパイスボックス子会社で広告代理事業を行っているカラックの全株式を取得し、100%子会社化すると発表した。
カラックは2005年7月に設立、2006年以降はSBIグループのハウスエージェンシーとして、グループ各社が立ち上げる新規事業・サービスのプロモーション戦略立案から広告運用支援まで、一貫して担っている。各社の事業成長をマーケティング領域で支援する事で、金融業界に対する深い理解と成果報酬型を中心とした運用型広告のノウハウ、さらにLTV最大化を目的としたデータマーケティングのナレッジを蓄積し、成長を続けてきた。2014年に博報堂DYグループに参画後は、グループ各社との協業を開始し、金融業界以外の幅広い業界に対してもデジタルマーケティング施策全般を提供。
これによりアイレップは、両社が培ってきたデジタルマーケティングのノウハウの融合を図り、デジタルマーケティング事業における競争力強化とさらなるサービス拡充を推進していく。
具体的には、SEM領域で国内ナンバーワンの実績を持つアイレップと、成果報酬型広告の領域に定評のあるカラックとの連携がもたらす相乗効果により、Fintechや仮想通貨など活性化の続く成長産業である金融業界やインターネットビジネスを営む企業を中心とした両社の顧客、ならびに博報堂DYグループの顧客に対し、より一層高い品質でのサービス提供に取組む。
また、アイレップの強みである運用型広告分野の卓越した知見を持つ人材を、カラックに派遣する事で、カラックの同事業領域における体制の強化とサービス品質の向上に注力していく。