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くまもと未来創生ファンド、ホテル事業等のリコー子会社を買収

肥後銀行と鹿児島銀行が経営統合してできた九州フィナンシャルグループ【7180】の肥後銀行と鹿児島銀行が独立行政法人中小企業基盤整備機構などと共同で出資している熊本未来創生投資事業有限責任組合(以下、くまもと未来創生ファンド)は、事務機大手のリコー【7752】の連結子会社であるホテル業、ドライブイン業 の三愛観光の発行済株式の70%を譲り受けると発表した。

◆投資先企業の概要
(1)企業名 三愛観光株式会社(代表取締役 杉本 真一)
(2)所在地 熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺 5621-7
(3)設 立 1966 年 8 月
(4)事業内容 ホテル業、ドライブイン業
(5)資本金 10百万円
(6)株 主 株式会社リコー(100%)

三愛観光は、その前身である九州三愛観光が 1966年に設立され、1982年に現在の社名となった。現在、熊本県・阿蘇瀬の本高原においてドライブイン「三愛レストハウス」と、宿泊施設「三愛高原ホテル」を運営している。平成28年熊本地震によりホテル建物等が被災したが、全社一丸となって震災からの復旧に取り組むとともに、震災前を上回る顧客満足度の向上を目指している。

くまもと未来創生ファンドは平成28年熊本地震により被災した企業の復旧・復興および成長支援、地方創生の実現を目的として組成された官民ファンドであり、本投資が三愛観光の有する地方創生の重要拠点としての発展性向上に寄与するとともに、熊本県の創造的復興に繋がるとの観点から投資するもの。

※「くまもと未来創生ファンド」について
肥後銀行、鹿児島銀行、中小企業基盤整備機構、くまもと未来創生キャピタルが共同で設立・ 出資したファンド。平成28年熊本地震で被害を受けた企業の復旧・復興を支援することを目的としており、主たる投資形態は資本性ローン、普通株式及び種類株式取得など。

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