ドラッグストア大手のココカラファイン【3098】は、保険外サービス「脳梗塞リハビリセンター」運営と介護保険「アルクル」を運営するワイズと資本業務提携を行うと発表した。
疾病を抱えた方が自宅等の住み慣れた環境のもとで社会生活を継続するためには、医療・介護の関係機関が連携して、包括的かつ継続的なサービスを提供することが必要とされる。ココカラファインは、医療・介護に携わる多職種協働により地域における在宅医療・介護を一体的に提供する「地域におけるヘルスケアネットワークの構築」を社会的使命と位置づけ推進している。
一方、ワイズが運営する「脳梗塞リハビリセンター」は、脳卒中等の後遺症を抱え、病院を退院後のいわゆる慢性期においても、自分に適したリハビリの継続を希望する方々に向けて、成果コミット型のオーダーメードリハビリを提供している。
今回の取引により、ココカラファインは、健康保険、介護保険の枠組を補完する「脳梗塞リハビリセンター」の共同出店、既存介護事業所への併設を行い、調剤薬局との連携等による公的介護保険外事業の活性化を図っていく。 また、ココカラファインのドミナントエリアにおいてドラッグストア・調剤事業・介護周辺事業・リハビリ事業の連携を推進し、「地域におけるヘルスケアネットワークの構築」を加速させ、「人々のココロとカラダの健康を追求し、地域社会に貢献する」という経営理念の実現を目指していく。