東芝メディカルシステムズ(株)は2014年5月21日、グループ会社の東芝医用システムエンジニアリング(株)を2015年4月1日付で吸収合併すると発表した。東芝メディカルシステムズを存続会社とした吸収合併を前提に、2014年10月1日付で東芝医用システムエンジニアリングを実質的に統合する。
東芝メディカルグループは、X線CT装置やMRIなどの医用システムを世界135カ国以上に提供している。一方、東芝医用システムエンジニアリングは、医療システムの開発や設計、ドキュメント制作全般を担当している。
東芝は目下、「エネルギー」「ストレージ」に加えて「ヘルスケア」を経営の第3の柱にしようと事業強化を図っており、グループ内の関連リソースを集約中。2014年3月31日には、子会社の東芝医療情報システムズの吸収合併を発表している。