日本生命は、インドネシアの企業グループであるグヌン・セウ・ケンカナと、同社傘下の生命保険会社セクイスライフ社への出資および業務提携で合意したと発表した。出資金額は4.87兆ルピア(約430億円) 、出資比率は持ち株会社経由などで実質20%相当になる。
セクイスライフ社は1984年創立のインドネシア有数の国内系生命保険会社。日生から非常勤のコミサリスに加え、現地に取締役や駐在員も派遣する予定。
今回の出資で、日本生命はアジアの主要マーケットをカバーする体制がほぼ整う。同社は今後、シンガポールの現地法人を拠点に現地のニーズに即したサポートを一層強化していくとともに、セクイスライフ社を含めたパートナーとの連携を深め、シナジー効果の発現に取り組む。