大企業向け戦略コンサルとVB投資・育成の2本柱のドリームインキュベータ(以下、DI)【4310】は、インドのチャットバンキングサービスのActive Intelligence Private Limited*(以下、Active Intelligence)への投資を有力投資ファンド(Vertex Ventures・IDG Ventures・Kalaari Capital)と共同で行ったと発表した。
チャットサービス**は、メッセージングアプリ(Facebook Messenger, WhatsApp等)の普及や音声支援端末(Amazon Echo, Google Home等)の市場投入により、今後一般的になっていくと考えられており、金融取引においても、ATMやアプリの普及が遅れている新興国を中心として、チャットサービスの普及が進むと見込まれている。
Active Intelligenceは、AIベースのチャットで個人と金融機関を仲介。創業1年足らずで、サービス開発・国内外の大手金融機関との契約獲得・複数のグローバルIT企業との販売提携を実現し、グローバル市場をターゲットとして大きく成長している企業である。
DIは、インドにおいて、フィンテックを含むテクノロジー領域への投資を今後も継続していく。
* Active Intelligenceの公式URL(英語のみ): https://active.ai/
**会話形式で顧客とリアルタイムにコミュニケーションできるサービス
◆共同投資家
①Vertex Ventures:シンガポールのグローバルVC
・拠点は、インド、インドネシア、米国、イスラエル、中国・台湾に、所在
・運用資産13億ドル、約160社へ投資
・インドでの主要投資先はFirstCry(子供用品EC最大手)やHousejoy(家事依頼大手)等
②IDG Ventures:米国のグローバルVCで、インドのミドルステージ投資最大手の1つ
・運用資産36億ドル、約220社へ投資
・主要投資先は百度(中)やTencent(中)、Myntra(印)等
③Kalaari Capital:インドのミドルステージVC最大手
・運用資産5億ドル、約70社へ出資
・SnapdealやMyntra等のインドユニコーン企業への投資実績有り
・99Games/InstamojoにDIと共同出資