山形の地銀である荘内銀行及び、フィデアキャピタルは、 日本政策金融公庫と共同で設立した「荘銀あぐり応援ファンド」から、「有限会社ワーコム農業研究所」に10,200千円の出資を行ったと発表した。
本ファンドは、農業経営の規模拡大や多角化への取組み等、農業者の持つ様々なニーズに応えるべく、農業法人向けの投資事業有限責任組合として設立したもので、本件が第3号出資案件となる。
今回、出資を受ける有限会社ワーコム農業研究所は、堆肥発酵促進剤の製造・販売、黒毛和牛の飼育・販売を中心に、農産物の生産・販売にも取組んでいる。
中長期事業計画で経営規模の拡大を目指しており、本ファンドを活用することで、新商品の研究開発促進や繁殖牛の増頭、設備の拡充等に向けた資金を調達するとともに、対外的信用力の強化を図ることを目的としている。
◆出資案件の概要
出資先 有限会社ワーコム農業研究所
代表者名 栗田 幸太郎
所在地 山形県最上郡真室川町大字川ノ内 427 番地 35
事業内容 堆肥発酵促進剤製造・販売 黒毛和牛飼育・販売 農産物生産・販売
出資額 10,200,000 円
出資日 平成29年10月31日