ソフト開発支援のシステナ【2317】の連結子会社であるSystena America Inc.は、暗号化商品・FIDO 認証商品の企画・開発・販売のJIGDATA,INC.の20%相当分の持ち分を取得し、持分法適用関連会社化すると発表した。
取得価格は、約9億円。
米国において昨今頻発しているランサムウェアや米国内外(特に第三国から)のサイバー攻撃に対するセキュリティ対策強化の需要の高まりを受け、Systena America Inc.はグローバルビジネス推進強化を目的として、JIGDATA,INC.(データ・通信の暗号化とFIDO認証で独自のテクノロジーを持つ米国シリコンバレーのベンチャー企業)を持分法適用関連会社化するもの。
JIGDATA,INC.の技術は、既に米国内外の軍事機関、各国の中央銀行、大手金融機関や大手民間企業で幅広く利用されており、Systena America Inc.の出資を受けJIGDATA,INC.は、これらの技術を使い同等のセキュリティ強度を備えた製品を小型化し、地方政府・行政機関、医療・ヘルスケアや 中小企業向けに開発販売する予定。
Systena America Inc.は彼らのセキュリティ基盤の上に各業種別のアプリケーションを開発し販売するだけでなく、アジアへの独占的な販売権を取得している。