カツ丼専門店「かつや」を直営とFCで展開しているアークランドサービスホールディングス【3085】は、たこ焼き「築地銀だこ」が主柱のホットランド【3196】との間で合弁契約を締結し、ホットランド社の米国子会社であるGindaco USA, Inc.に出資すると発表した。
アークランドグループは、とんかつ専門店「かつや」とからあげ専門店「からやま」を中心とする和食のファストフード店を全国に展開。近年では、香港、タイ、台湾、韓国へ進出し、積極的に海外への事業展開を進めている。
一方、ホットランド社は、「築地銀だこ」をはじめとした多数のフードブランドを国内外で展開しており、平成28年8月には両社でからあげ専門店「からやま」のフランチャイズチェーン(FC)加盟契約を締結し国内で展開を開始、本年7月には「からやま」の海外第1号店、第2号店を香港に出店するなど、協業を進めてきている。
今回、両社のフードブランドを、巨大市場である北米市場に展開していくことを目的として、合弁契約を締結することで合意。スキームとしては、ホットランド社の米国子会社Gindaco USAの第三者割当増資をアークランドサービスで引き受けることにより、Gindaco USAを両社の合弁会社とし、同時に商号を変更する。 両社の様々なノウハウ、ネットワークを結集させることにより、北米市場における事業展開を強力に推進させていく。