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「駅すぱあと」のヴァル研究所、クラウドバスサービスのVISHを買収

乗り換え案内サービス「駅すぱあと」を提供するヴァル研究所は、クラウドバスサービスや位置情報を活用した業務支援システムを提供するVISHの発行株式を100%取得し、完全子会社化したと発表した。

VISHは、幼稚園・スイミングスクール・自動車教習所などの「送迎バス」が必要な業種向けのバスロケーションサービスおよび業務支援システムを展開しており、業界トップクラスのシェアを誇っている。各種サービスは7年連続プラス成長しており、2012年から5年間で約1,000施設以上の導入という急成長を遂げている。

一方、ヴァル研究所は「駅すぱあと」が持つ全国の公共交通機関データと高い信頼性をベースに、通勤費管理/申請システムや訪問予定から交通費精算までを省力化する法人向けサービス、位置情報を活用した広告事業を展開し、12万社以上の取引実績があり、また、「駅すぱあと」を通じて約30年、公共交通機関を利用したさまざまな移動をサポートしてきた。

今回のVISHの完全子会社化により、「共創」による事業創出と位置情報ビジネスのさらなる収益化・売上拡大を目指す。

なお、本買収後、VISHの代表取締役には太田信夫氏が就任し、現代表取締役の藤井恵氏は顧問として引き続きサービス拡大に従事する。

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