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NTTデータ、ドイツ子会社通じインドのSAP事業会社を買収

NTT傘下のSI専業最大手のNTTデータ(9613)の子会社であるドイツのitelligence AG(以下:itelligence社)は、インドのvCentric Technologies Pvt Ltd.(以下:vCentric社)の発行済み株式総数100%を譲り受けたと発表した。

vCentric社は、インドを中心にSAP事業を展開しており、特にS/4 HANA関連のコンサルティングやシステム構築に強みを持ち、2017年SAP Pinnacle AwardにおけるSME向けS/4 HANA分野で全世界のファイナリスト3社のうちの1社に選ばれた実績を有している。

NTTデータは、本買収を通じて、S/4 HANAをはじめとする重点技術領域のリソースを獲得し、今後もSAP事業の成長が見込まれるインド国内市場における事業拡大、NTTデータグループが保有する顧客基盤およびソリューションを活用したクロスセルの加速を目指していく。

◆vCentric社の概要
(1)商号  vCentric Technologies Pvt Ltd.
(2)事業内容   S/4 HANA分野をはじめとするSAPに関するコンサルティング・導入・保守・運用サポート、およびライセンス販売事業、人材派遣事業
(3)設立年  2005年
(4)本社所在地  インド・ハイデラバード
(5)代表者  Venugopal Uppalapati(Chairman)
(6)社員数  約650名(2016年12月末現在)

◆itelligence社の概要
(1)商号  itelligence AG
(2)事業内容  SAPに関するコンサルティング事業、システム・インテグレーションおよびソフトウエア開発事業、ライセンス販売、アウトソーシング・ホスティングサービス
(3)設立年  2000年
(4)本社所在地  ドイツ・ビーレフェルト
(5)代表者   Norbert Rotter(Chief Executive Officer)
(6)社員数  約5,700名(2016年12月末現在)

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