アメリカン・インターナショナル・グループ・インク【8685】(以下「AIG」)は、16日、AIGが、エアキャップ・ホールディングス・エヌヴィー(以下「エアキャップ」)を、インターナショナル・リース・ファイナンス・コーポレーション(以下「ILFC」)売却を完了したと発表した。
買収総額は、約76億米ドル。AIGが受領したエアキャップ普通株式は、エアキャップにおける持分の約46%を占める。
この売却で、AIGの非中核事業の最後の主要な売却となる見通し。
AIGの社長兼CEOであるロバート・H・ベンモシェのコメント。
「エアキャップは、航空機リース業界の世界的なリーダーであり、本取引が事業にとって強固なパートナーシップを構築し、継続的な市場の主導力を確立すると考えます。しかしながら、航空機リース事業は当社の保険事業の中核を担うものではないため、我々は、ILFCを売却することに合意しました。この売却は、AIGの流動性および信用情報にプラスの影響を及ぼし、当社が保険事業における堅調な成長および利益性に焦点を当て続けることを可能とするでしょう。」
と語っている。