新薬の臨床試験請け負う臨床試験受託業(CRO)、医薬品販売支援(CSO)を展開しているEPSホールディングス【4282】の連結子会社であるEP綜合は、SMO事業のエクサムの全株式を譲り受けると発表した。
EPSホールディングスは、医薬品や医療機器の開発を取り巻く経営環境が変化する中で、「価値あるソリューションの創出を通じて、健康産業の発展に貢献します」を基本理念とする経営理念を定め、国内においては、CRO事業、SMO事業及びCSO事業を展開している。
SMO事業はEP綜合において展開しており、SMOとして医療機関が実施する「治験」に係る業務を、適正かつ円滑に進められるようサポートすることを使命としている。疾患領域では、特に癌・循環器系・脳神経外科等の高難易度領域に強く、高血圧・高脂血症・糖尿病等の生活習慣病領域も数多く手がけており、顧客から信頼され、選ばれるパートナーを目指して成長している。
一方、エクサムは、EP綜合と同業のSMOとして、北海道、関東、近畿、九州を中心に事業展開し、皮膚科領域に豊富な臨床試験支援実績を有しており、 今回、同社を完全子会社化することで、EP綜合は、臨床試験に対する多様なサポート体制の更なる強化が可能となり、EPSホールディングスの業務拡大に繋げていく。