アルバイト・パート専門の、採用・定着・育成を提案するコンサルティング会社であるツナグ・ソリューションズ【6551】は、在日ベトナム人に特化した各サービスサイトを展開しているasegoniaの全株式を取得し、子会社化すると発表した。
昨今の国内外食産業、サービス産業を始めあらゆる産業で雇用確保が命題となっており、外国人雇用はもはや外すことのできない採用手段の一つとなっている。
今回子会社とするasegoniaは、2013年に創業、当時より外国人雇用に可能性を見出し、中でも日本との親和性の高いベトナムに特化し事業を育成してきている。
同社が運営する求人サイト「Link-Line 」 は、ベトナム人向けアルバイト情報、正社員採用情報、学校情報、生活情報を提供するポータルサイト。その最大の特徴として、母国語であるベトナム語で展開することにより、ベトナム人ユーザーから高い支持を得ており、国内No.1登録者2万人に成長し、国内最大のベトナム人向け求人サイトとなっている。国内の利用企業も延べ250社を超え、まさに時代のニーズにマッチしながら成長してきている。
オンライン求人サイト運営と並行しながらも、実際に採用企業と、ベトナム人求職者をマッチングする対面型採用イベント「WIN(Work In Nippon)」も好評を得ており、全国で展開。
また、ベトナムの首都にあるハノイ大学とも提携関係にあり、同大学のキャリアセンターを運営する立場にある。このネットワークを活用し、ベトナム全土の優秀な大学生を日本に誘致している事業もが持つ有力な資産となる。第一国をベトナムで展開し、第二国、第三国と多国籍への展開も計画。
これらの事業が、ツナグ・ソリューションズグループの顧客のニーズに合致しており、今回の株式取得の運びとなった。本件取得による事業規模の拡大と対応範囲の拡がりにより、これまで以上に顧客ニーズへの対応が図れるとともに、既存事業との有機的な連携・融合を進めることで、新たな付加価値の提供を通じたサービス向上が図れるものと期待している。ツナグ・ソリューションズグループはasegoniaを含むグループ経営資源を最大限活用し、事業の発展と企業価値の向上を目指す。