航空券の予約サイト「空旅」主力のエボラブルアジア【6191】は、情報ネットワークを利用したデジタルコンテンツの配信システムの企画、開発、販売及び運営を行っているまぐまぐの株式を取得し、また、まぐまぐ社の株式を取得予定のエヌ・エイチ・シー・フィフティーンとの簡易株式交換を行うことにより、合計で同社の 85.7%の株式を取得し、子会社化すると発表した。
株式の取得については、取得価格は、8億円。
エボラブルアジアは、2016年11月に、総合旅行サービスプラットフォーム「AirTrip」をリリースし、国内航空券を始め国内ホテル・海外航空券・民泊・海外ホテル・と順次商材を拡大させている。
AirTripを国内線No.1ブランドとすべく、直近ではオリエンタルラジオをイメージキャラクターにしたテレビCMをスタート。
このような中で、旅行事業における戦略を加速するべく、メールマガジンやウェブサイトを利用した広告メディアの企画・制作や運用を行うまぐまぐを子会社化することとした。
まぐまぐは、「伝えたいことを、知りたい人に」をビジョンに、メールマガジン配信サービス「まぐまぐ!」、WEBメディア「MAG2NEWS」や「MONEY VOICE」の運営を行っている。メルマガ等のコンテンツの有料課金、メディア広告収入を収益源に事業拡大をしている。
また、エボラブルアジアグループとまぐまぐの事業シナジーとして、まぐまぐの有する広いユーザ基盤(メールマガジン会員750万人、運営するメディアのUU300万人、月間PV1500万)へAirTripを訴求していき、さらに、まぐまぐ及びエボラブルアジアの得意分野を掛け合わせ、旅行特化型メディアの運営開始も検討していく。
株式取得の相手先との協議により、現金での株式の取得に加え、まぐまぐの株式を取得予定のエヌ・エイチ・シー・フィフティーンとの簡易株式交換を行うことにより、合計でまぐまぐの株式の85.7%の取得する。