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インターホン業界トップのアイホン、米国SkyBell社と資本業務提携 

インターホン業界トップのアイホン【6718】は、米国カリフォルニア州でホームセキュリティ商品の開発および販売を行っているSkyBell Technologies, Inc.(以下、SkyBell社)と資本業務提携を行うと発表した。
出資金額は、約5億5千万円。

SkyBell社は、米国で急成長を遂げているWi-Fiビデオドアベル(注)市場にて、 保有する特許技術を活かした商品開発を行うとともに、独自のビジネスモデルの構築を図ることで事業を展開している。

(注)「Wi-Fiビデオドアベル」とは、主に玄関先に取り付けられるベル(呼び鈴)にカメラ、スピーカー、マイクそしてモーションセンサーを内蔵し、訪問者等を映像や音声で確認・応対できるシステム。
なお、訪問者等の映像の確認や応対は、宅内のWi-Fiを介して個人のスマートフォン等のモバイル端末にて専用アプリケーションを使用して行う仕組みとなっており、外出先でもネットワーク環境が整っていれば対応が可能。

SkyBell社のビジネスの特徴は、Wi-Fiビデオドアベルを介して、様々なネットワーク商材やWebサービスとの連携を可能とするIoTビジネスに取り組んでいることにある。今後も米国にて高まるセキュリティニーズとホームオートメーションの高度化により、これまで以上に市場の拡大が進むものと思われる。

アイホンは、本件提携により、アイホンがこれまで手掛けてきた住宅市場や業務市場向けシステムの商品開発において、両社の持つ技術やノウハウ等を融合したIoT商材の共同開発を進めることで新たな価値の創造を進めてまいく。また、SkyBell社商品を新たなセキュリティ商材としてアイホンが有する販路を活用し、日本および海外にて販売を行っていく。さらに、生産機能についても、両社がこれまで培ってきた生産ノウハウを共有し、生産効率の改善および品質の向上を図ることができると考えている。

◆業務提携の内容
・集合市場、業務市場への展開を見据えたIoT商材の共同開発。
・SkyBell社商品の国内および海外での販売。
・SkyBell社の生産に対する当社の包括的支援。

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