大阪本拠の機械商社のワキタ【8125】は、建設機械の賃貸及び販売を行っている泉リースの全株式を取得し、子会社とすると発表した。
取得価格は、非公表。
泉リースは埼玉県所沢市に本社を置き、所沢市を中心とした近隣地区の建設会社を対象に、建設機械の賃貸及び販売等の建機事業を展開。またワキタも同様に建機事業を主力事業としており、同社をワキタグループの連結子会社とすることで、既存の拠店との連携による埼玉県を含めた首都圏でのシナジー効果が今後期待できることから、株式を取得することとした。
ワキタは、1949年の創業以来、船舶機械の事業から始まり、それが土木・建設機械へと広がる中で、AV機器や建築用石材をはじめ、環境関連機器など多種にわたる商材を取り扱う商社として事業活動を続けてきており、さらに、現在では産業施設や商業施設・店舗への設備ファイナンスをはじめ、商業用不動産の賃貸・売買、戸建・分譲等の不動産事業の分野へも展開している。