ユニー・ファミリーマートホールディングス【8028】とドンキホーテホールディングス【7532】は、両社の業務提携に向けた検討を行っていたが、今回、両社グループの強み・ノウハウを活かした両社事業の強化を目的とした業務提携、及びユニー・ファミリーマートHDの100%子会社であるユニー株式の一部をドンキホーテHDに譲渡することを内容とする資本提携を行うと発表した。
ユニー・ファミリーマートHD及びドンキホーテHDは、ユニー・ファミリーマートHDが主力とするコンビニエンスストア事業(CVS事業)及び総合小売事業(GMS事業)、ドンキホーテHDが強みを持つディスカウントストア事業の三業態それぞれの経営資源や独自の強み・ノウハウを活かした協業や相互補完効果の獲得を目的として、両社の業務提携に向けた検討を進めてきていた。
今回の検討の結果、本業務提携の推進に加えて、GMS事業を力強く成長させるためには、食品事業等、ユニーの従来の強みはさらに磨きをかけつつ、ドンキホーテHDが有する、若年層を含めた幅広い客層からの支持、アミューズメント性の強い時間消費型の店舗展開、ナイトマーケットやインバウンド市場への対応等のノウハウも活用していくことが、ユニーの中長期的な企業価値の向上に資すると判断するに至り、GMS事業については、本業務提携による協業のみならず、資本を含めた緊密な連携を行うことを決定した。