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日本振興銀行関連のエーオーエス、破産開始決定

エーオーエスは、7月14日、千葉地裁に破産を申請し7月21日、開始決定を受けた。破産管財人には佐藤瞳弁護士(佐野総合法律事務所)が選任された。

エーオーエスは、2009年1月に中小企業農業機構の商号で設立された日本振興銀行が主導する「中小企業振興ネットワーク」の産業別をグループ支援する1社。農業分野を担当する会社として、ブランド米ほか一般米の卸売販売を行い、2010年11月期には年売上高約6億5000万円を計上していた。

しかし、平成22年9月に日本振興銀行が民事再生法の適用を申請したことで、グループ内での資金回収が不能となり多額の負債を抱え、以降、整理回収機構と話し合い、また、米卸売業での収益を返済に充てる意向であったが、計画通りに進まず、事業を関係会社に譲渡したうえで今回の措置となった。

東京商工リサーチ及び帝国データバンクによると負債総額は約31億7600万円。

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