人工知能開発のAI insideは、アクサ生命保険と、第一生命保険【8750】を引受先とした第三者割当増資を実施し、総額3.6億円の資金調達を行ったと発表した。
【資金調達の目的】
・組織体制、開発体制の更なる強化
・最先端テクノロジーの研究開発
2015年8月設立後、500を越える各種帳票の文字認識精度テストを実施、文字認識のAI（人工知能）能力向上に取り組む一方、実際の帳票を文字認識する際に必要な前処理や、デジタル情報化されたデータを格納するために必要な後処理にかかる各種システム開発を行うことで、各企業における弊社サービスIntelligent OCRの本格的な導入を図ってきた。本件資金をこうした、AI精度向上のためのコアテクノロジー増強及びAI OCR導入に必要なシステム開発、組織人員拡充に充当する。
また、導入を要望する企業との導入支援やリレーション構築の組織体制構築も必須であり、こうした全社的な組織体制整備にも活用していく。
すでに一部導入企業ではAI OCR導入によって得られるデータを活用して、各種分析を行うことで、企業経営に必要な分析情報提供などの事業にも取り組むなど、認識系AI（文字認識、音声認識、画像認識）から分析系AI活用サービスの検討も進めており、さらに認識系AIの社会利用促進のための独創的な最先端テクノロジー開発も協業する各関係先と進めており、これらの研究開発にも活用する予定。
◆アクサ生命保険株式会社について
社名 ： アクサ生命保険株式会社
代表者： 代表執行役社長 兼 CEO ニック・レーン
設立 ： 1994年7月 （旧アクサ生命保険株式会社の設立）
資本金： 850億円
所在地： 東京都港区白金一丁目17番3号 NBFプラチナタワー
◆第一生命保険株式会社について
社名 ： 第一生命保険株式会社
代表者： 代表取締役社長 稲垣 精二
設立 ： 1902年9月15日
資本金： 600億円
所在地：東京都千代田区有楽町1-13-1
◆AI inside 株式会社について
人工知能「Neural X」の研究開発、それを応用したサービスの提供。Neural Xは、データの分析、未来予測することで人や社会、会社・組織などの意思決定を支援するシステム。適用分野も幅広く、金融・インフラ・製造・医療などさまざまな業界、用途で活用されている。今後は音声やIoTデータなどにも対応予定。