ネット接続業者向けにインフラ提供サービスを展開するフリービット【3843】は、医療施設におけるデジタルサイネージの開発・運営を展開する医療情報基盤を買収したと発表した。
フリービットが注力するヘルステック事業の拡大に向けて、8月よりフリービットグループとして事業を開始する予定。
医療情報基盤は、“病院、介護施設様の経営品質の向上に貢献する”をミッションに掲げ、北海道から沖縄まで全国の300床以上の医療施設約120施設に設置したデジタルサイネージ「MEDIP VISION(メディップビジョン)」を基盤として、医療施設に対してソリューションビジネス、広告ビジネス及びコンテンツビジネスを展開している。加えて、高齢者の安否確認サービスや医療施設向けエコシステム等のヘルステック事業を幅広く展開。
フリービットは、本買収をフリービットグループの中期事業方針「SiLK VISION 2020」における注力テーマ「生活革命」領域の中核であるヘルステック事業の拡大に向けた戦略的投資と位置づけ、「Health Tech」市場における事業規模の拡大と展開の加速化を企図している。
本買収により、フリービットグループのフリービットEPARKヘルスケアの薬局予約サービスをはじめとした、医療施設と相関性が高いヘルステック事業の認知度向上と展開の加速化を図る。フリービットにおいては、医療情報基盤のデジタルサイネージシステムの継続開発及びそのネットワーク提供を行い、フルスピードはデジタルサイネージの設置環境に合わせた効率的な動画広告配信を行うことで、医療情報基盤のデジタルサイネージ事業のさらなる拡大を図る。
フリービットグループと医療情報基盤の事業シナジーを最大化することで、フリービットグループのさらなる事業拡大を図るとともに、ヘルスケア市場における事業の拡大とシェアの獲得を推進していく。