東証1部上場でLEDレンタル、宿・飲食店向け販促支援の旅サイト等の電子雑誌が主力のネクシィーズグループ【4346】は、連結子会社で着物の着付け教室を展開するハクビの株式を呉服小売大手のまるやまに譲渡すると発表した。
ハクビは、創立47年の歴史を持ち、関東を中心に62教室を展開するハクビ総合学院を通じて日本の伝統文化を継承し、きもの着付け、くみひも、和紙ちぎり絵等の教室運営、呉服や和装小物等の販売を行っている。
ネクシィーズは、2009年にハクビを連結子会社化し、安定した事業運営を継続してきた。
一方で現在、ネクシィーズグループは、更なる企業価値の向上に向けて、LED証明・業務用冷蔵庫・空調・食器洗浄機などの最新設備を、設置工事費含めた初期投資オールゼロで顧客に導入できるサービスなど、より成長が見込める分野へと経営資源を集中させている。
こうした状況のもと、「文化教育事業」を展開するハクビの所有全株式を譲渡することがグループ企業価値の向上の実現につながると判断、まるやまとの交渉を進めていくこととなった。
本件譲渡が実施された場合、収益性の向上、財務基盤の強化、新たな投資資金の調達が達成される。