東証マザーズ上場で北大発創薬ベンチャーのジーンテクノサイエンスは、東証1部上場の薬局チェーンであるアインホールディングス【9627】、東証1部上場で資金量第二地銀最大の北洋銀行【8524】、ほっかいどう地方創生投資事業有限責任組合(運営:北海道ベンチャーキャピタル)とともに、幹細胞治療を事業化することを目的に再生医療ベンチャー「ミネルヴァメディカ」を設立したと発表した。
資本金は1億円。出資比率は、ジーンテクノサイエンス、アインホールディングス、北洋銀行、ほっかいどう地方創生投資事業有限責任組合がそれぞれ25%。
ミネルヴァメディカは、北海道公立大学法人札幌医科大学と共同研究契約を締結し、解剖学第二講座 藤宮峯子教授が研究を進めている糖尿病性腎症の自己骨髄間葉系幹細胞を用いた治療法の実用化研究を行う。
この研究は、動物実験において既に一定の効果が実証されており、ミネルヴァメディカは、この共同研究の成果を生かし、安定した細胞製造体制の整備や安全で効果的な治療法を確立し再生医療等製品としての承認取得、上市を早期に目指していく。
◆株式会社ミネルヴァメディカの概要
(1) 本社所在地 札幌市北区北7条西2丁目20番地
(2) 代表者 代表取締役 河南雅成
(3) 設立年月日 2017年5月22日
(4) 資本金 1億円
(5) 事業内容 再生医療等製品の開発