企業再生支援・M&Aアドバイザリー業務の経営戦略合同事務所(KSG)は、紳士用コートの製造・販売の野海に出資をしたと発表した。
野海(以下、旧野海)は、1967年に設立され、年間約12,000着を販売する紳士コート販売会社。
旧野海は、2017年5月1日付で会社分割(新設分割)にて新「株式会社野海」(以下「新野海」)を設立し、旧野海の子会社であった玉野縫製のコート製造事業を、事業譲渡の方法で譲り受けている。
旧野海の代表取締役であった野海輝雄氏とKSGとの関係から、工場見学などを通して、熟練技術者が持つ高い縫製技術、国内では数少ない一貫生産工程、メイドインジャパンという品質へのこだわりから生まれてくる美しい製品を製造する技術の伝承を目指し、今回の出資に至った。
経営戦略合同事務所(KSG)は、新野海へ出資するとともに、代表にKSG専務取締役である寺崎公彦氏が就任し、野海輝雄氏の力を借りながら、事業の発展を目指していく。
今後は、新野海が単体で、紳士用コート製造から販売までの事業を一手に取り扱っていく。事業所は従前の玉野縫製工場の地に集約し、効率化に努める。なお、縫製技術スタッフらは全て従前と同様に新野海に従事しており、高い縫製技術は維持されている。
◆株式会社野海 概要
商号 株式会社野海
本店所在地 岡山県倉敷市児島稗田町1995番地
代表者の役職 氏名 代表取締役 寺崎 公彦
事業内容 紳士用コートの製造・販売
設立年月日 2017年5月1日