東証2部上場でＣＤ等の規格テスト大手のアルメディオ【7859】は、グローバルサーチが運営する不動産総合比較サイト「イエカレ」事業を譲り受けると発表した。
譲受け価額は、4億5千万円にプラスして2017年6月1日から2018年5月31日の期間における業績達成度合いに応じて確定する追加代金の合計。
追加代金は、2018年6月末日までに確定し、最小4千万円、最大4億2千万円。
アルメディオは、2016年3月期において再成長計画の中の「新成長ドライバー」の一翼を担った国内の断熱材事業とインダストリアルソリューション事業の検査装置ビジネスが、設備投資抑制の影響により、計画を大きく下回ったため、新たな収益事業の早期育成を目指し、既存事業だけでなく今後成長が見込まれる市場での新たな事業化を検討してきていた。
「イエカレ」は、国内で最大級の不動産総合比較サイトであり、2008年のサービス開始以来、業績も堅調に推移している。
インターネット広告市場は、今後も拡大が見込まれ、インターネット広告やWEBビジネスは、アルメディオの既存事業の展開において重要性を増すものと考えられ、本サイトの買収は、アルメディオの事業領域を拡大し、企業価値を向上することにつながるとの判断のもと今回の買収に至った。