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シャープ、シャープタカヤからカメラモジュールのベトナム子会社を買収

電機大手のシャープ【6753】は、半導体デバイス製造等のシャープタカヤ電子工業からベトナム子会社のSAIGON STEC CO.,LTD.(以下、「SSTEC社」)の持分の51%を取得し、子会社とすると発表した。
取得価格は、日本円にして約3億5千万円。

シャープは、昨年8月に発足した新経営体制の下、最終黒字化を早期に実現して確実な成長軌道へ乗せるため、各事業の収益力を高めるべく、様々な検討を行っている。

中でも、“技術のシャープ”のブランドイメージを確固たるものとすべく、シャープの競争力の源泉である「独自の技術力」を強化することを目的に、出資・内製化等を通じたキーテクノロジー強化の取組みを進めている。 かかる中、長年協力関係にあるシャープタカヤ電子工業から、同社のベトナム子会社でカメラモジュールの製造を行っているSSTEC社の出資持分51%を取得し、子会社とすることとした。

これにより、今後、スマートフォンやタブレット端末を中心に市場拡大が見込まれるカメラモジュール事業について、競争力の強化を図っていく。

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